弓道警察もニッコリ!ツッコまれいない弓道描写を元弓道部が解説する話 口わり編
みなさんこんにちは!安藤凪羽です(@ando_nagiha)
今日は何かと訂正したがる弓道警察にツッコまれない弓道描写について解説していきたいと思います。
弓道警察については別記事でまとめたので気になる方は先に読んでみて下さい
第一回目は『口わり編』という事で矢の位置の描写について解説と思います
皆さんは弓道で(弓を引いている状態)では矢の位置が決まっている事は知っていますか?
おそらくほとんどの人が知らないと思います。
なので結構弓道の描写を今まで見てきましたが、結構な確率で間違っています。
今回トップ画に使用したイラストも、実は間違っています!
では本来の位置はどこかと言うと、今回のサブタイトルでもある『口わり』の高さになります。
では「口わりとはどこか?」というと
歯を食いしばった時に奥歯のあたりに出来る、固くなる位置と言われています。
画像で言うと赤丸を付けたこの辺りです。
この位置に矢の高さが来なければならないので、トップ画のイラストは低すぎることが分かると思います。
次に実は矢はこの口わりに付いた状態が正解です!
なにで弓道で打つ前に矢が触れているのは「右手(馬手)」「口わり」「左手(弓手)」の三点になります。
なので矢が来るイメージは次のイラストの様になります。
この描写が弓道未経験者が高確率で間違える点です。
ここをキチンと書くだけで、かなり弓道警察に取り締まられることが少なくなると思います。
以上が今回の『口わり編』です。
第二回は右手に装着されているグローブの様な弽(かけ)と呼ばれるものについて解説しています。
興味があったら是非どうぞ