キングダムハーツ3 感想・ネタばれ
今回はキングダムハーツ3をプレイしての感想とネタバレを書いていきたいと思います。
前作の2から10年以上も間が空いたが、ついにダークシーカー編完結という事で私もプレイするのがとても楽しみだった。
しかし、ナンバリング作品以外の作品が多くあり、物語をきちんと理解しようとすると全ての作品をプレイする必要がありました。
アプリの物を除けば、今PS4で発売されているこの2本をプレイすれば復習は大体可能です。
私も過去作は何作品かプレイしていましたが、正直期間が空きすぎていて内容をほとんど覚えていなかった為、ゲームを買って復習していた。
そして、発売日に購入しさっそくプレイしてみた。
実際にプレイしてみて感想を何点か上げようと思う。
~良かった点~
・映像の綺麗さ
前作から映像技術も進歩し、映像がすごく綺麗になっていた。
ストーリーの合間にはいるムービーと操作画面に戻る切れ目が分からないくらい全体的に映像が綺麗で衝撃をうけた。
・音楽の良さ
キングダムハーツシリーズを通して主題歌を担当している宇多田ヒカル氏の曲をはじめ各ワールドで聞ける曲など、楽曲・BGM共に素敵なものが多くあり満足でした。
・各ワールドの作り込み
主人公が旅するディズニーワールドですが、各世界ごとにしっかり作りこまれている。
それぞれの映画に登場する小ネタなどがしっかり散りばめられていて、原作好きにはとても魅力的な世界でした。ディズニー好きの人が作ったんだろうなと分かる内容でした。
・アクションの多彩化
今作では武器のキーブレードごとに専用アクションが設定されている。
また、戦闘中でも最大三つのキーブレードを切り替えて戦闘ができる為、戦闘の幅が広がっている。
その他にも、ディズニーアトラクションでの専用コマンドなど様々な要素が追加され、戦闘にバリエーションを生んでいる。
~悪かった点~
・後半のストーリーの失速感とバットエンド
今作では過去に様々な事件に巻き込まれバラバラになった仲間を集め最終決戦に臨む。様々な仲間が無事に帰って来たのは長年プレイしてきた自分には嬉しい展開だった。しかし、いざ最終決戦に臨むと今までどんな困難にも立ち向かってきた主人公が急に心が折れたりとその後ストーリに不満がでてきた。
またヒロインが最終決戦でいなくなってしまって、決戦後主人公が探しに行く展開になったが、正直ヒロイン捜索はキングダムハーツ1でもやっているのに『また探すのか?』っと思ってしまった。
ヒロインを探しに行った主人公も世界から消えてしまったりと、次回作に繋げたいのは分かるが、長い間まったファンはこんな微妙な展開での終わりは期待してなかったと思った。
・FFキャラが出ないなど今までの良さが消えている
キングダムハーツはディズニーキャラとFFキャラの絡みが魅力の一つだった。
しかし、今作はFFキャラが全く登場しない。過去2作で一緒に戦ってきたレイディアントガーデンのメンバーにも全く触れられず正直がっかりした。
また、過去2作に登場していたオリンポスもコロシアムがなくなってしまっていた。
ナンバリング作品の最新作なのだから、過去作品のいいとことは継承していて欲しかった。
・グミシップが難しい
これに関しては意見が分かれるとは思うが私にはグミシップがとても難しく感じた。
前作よりさらに移動の自由度が上がっている。しかし、どうしても操作になれず探索する気にもなれなかった。
また、設計図は買えるがワールド間の移動だけでは素材が全く集まらず最後まで初期のシップで攻略していた。
・アクションが多彩になった変わりに攻略感が無くなった
良いところでも上げたのが、アクションが多彩化したのはとても楽しめた。
しかし、前作にあったボスに対応するアクションコマンド等が無くなってしまった為、ボス戦がただごり押ししている感じになってしまったのが残念でだった。
・ムービーが長くテンポが悪い
ムービーはとても綺麗なのだが、回数が多くあまり戦闘や探索する機会が少なかった印象だ。また、ロードも長いのでどうしてもテンポが悪いかなと思ってしまう。
~全体を通しての感想~
今回待ちに待ったキングダムハーツの最新作という事で、わくわくしながらプレイしてみたが、感想としては良くも悪くもムービーゲーでした。
映像作品としてはとても素晴らしいものだと思うし、ゲームとしてもアクションやミニゲームなど十分に楽しめると思う。
しかし、どうしても個人的には最後のシナリオが納得できない部分が大きく残念だった。
ダークシーカー編が完結というだけで今後もキングダムハーツシリーズは続くのだろうから今後の展開に期待したい。
ただもう10年近くは待てないかなとも思ってしまった。
以上キングダムハーツ3の感想とネタバレでした。
これはあくまで個人的感想なので、未プレイの人がもしいたらぜひプレイしてもらいたいと思います。